危機・脅威・テロ対策

脅威への対応の仕方

人生において、色々なタイプの脅威に対峙しなければならないこともあるでしょう。その脅威とは、緊急を要するもの、緊迫したもの、暴力的なものもあり、逆に緊迫したものではないけれど、危険をはらんでいるものもあります。自分が下した決断を評価し、身の安全のためには何をすべきかを考えてください。素早く、落ち着いて、理性的に行動してください。

手段1: 状況を評価する
1、脅威の緊急度を判別してください。

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脅威となっている人が、予告どおりに動くかどうかを見極めてください。脅迫状が送られてくるのと、実際にナイフをつきつけられるのでは、その脅威度に大きな幅があります。その状況の緊急度によって、あなたがどのように対応すべきかが決まります。

2、状況を評価してください。

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もし、その脅威が緊迫しているならば、身の回りに安全を確保できる方法や逃避ルートが無いか、素早く落ち着いて確認します。もし、その脅威が抽象的な場合は、何が起こっているのか明確にしてください。どうして、あなたが脅かされているか、そして、実際のリスクはどんなものかを理解してください。
・どうしてあなたが脅かされているのですか?理由が分からない場合は、尋ねてください。もし、質問することができない場合は、推測してください。
・犯人たちは、あなたに何を望んでいますか?彼らが要求するものを渡すことを検討してください。その犯人がどれほど切羽詰まって、何かを欲しがっているのかは、分かりません。あなたの財布の中身のために、殺されてしまうのは、無意味な事です。
・そのグループのリーダーは誰ですか?彼らに敵対していることから、あなたが標的にされているならば、まずは、そのリーダーをターゲットにして対応してください。

3.そのエリアを評価してください。

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その土地の地形・地勢について把握していますか?監視カメラで監視されていますか?逃げ出せるようなチャンスはありますか?その場所について熟知しておくことで、その状況にどのように対応するかが決まります。

手段2: 緊急度の低い脅威に対応する
1.その人と話をしてください。

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あなたの脅威となっている人を知っているならば、エスカレートする前に状況を改善する方法は無いか探ってください。脅迫されていたり、何かを要求されていたりするならば、決着をつけましょう。顔を合わせて、その状況を話し合い、お互いに合意できるようにしましょう。
・あなたが脅かされているのは、妥当な理由があってのことなのかを明らかにしましょう。あなたがしていないことを誤解しているのかもしれません。
・プライドが高すぎて、謝罪できないのはいけません。きちんと謝罪することで、緊張関係にある状況を改善できます。

2.脅迫への対応

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脅迫は、暴力的ではないとしても、脅威となりうるものです。相手があなたのどんな弱点を握っているのか、そして、あなたがどれだけのものを失おうとしているのかによって脅迫への対応の仕方が変わってきます。もし、自信を持てるならば、公然とした態度をとってください。

3.誰かに相談してください。

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一人で対応しようとしないでください。できるだけ早く、あなたが信頼できる人、先生、親、友達、パートナー、同僚、または当局に相談しましょう。誰かと一緒に対応することで、良い方向に向かう可能性が高まります。どんな脅迫文を送られているのかを見せて、誰があなたを脅迫しているのかを知らせてください。

4.禁止命令を出してもらってください。

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威を取り除くことがどうしてもできない場合は、裁判所であなたへの迷惑行為をやめるような禁止命令を相手に対して出してもらう事も検討してください。その際、その脅威の緊迫度や真相を証明する必要があります。そして、地元の警察で書類を提出してください。相手に対して、ある特定の行為をやめさせる命令を出してもらうこともできますし、接近禁止命令を出してもらうこともできます。

・その人に対して接近禁止命令を出したら、相手は、あなたに対して、ある一定の距離を保つことが求められます。通常、その距離は50-100ヤードです。もし、相手がそれでもあなたに脅しをかけたいとしたら、これで脅しは止まらないかもしれませんが、少なくとも法的なバリアは作ることができます。

手段3: 緊迫した脅威に対応する
1.可能であれば、非暴力的に対応してください。

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その状況から抜け出すにはどうしたら良いか話し合ったり、要求を受け入れたり、逃げることで、脅威に対応してください。あなたが考えているより、相手の主張は、理屈が通っていることもあります。
・妥協するか、取引をしてください。状況が緩和されて、みんなが幸せで、安全になれるような方法はないか探ってください。
・逃避ルートがあるかどうかを確認します。もし、相手と対峙している場合は、自分の後方の逃げることも考えられます。他の人に向かって走ってください。人数が多くなると安全が確保しやすくなります。
・逃げる時には、非暴力的な方法はありません。自分自身を守る必要があるからです。備えは必要ですが、この方法を最初から取らないでください。

2.自分自身を守ってください。

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可能性に関して、現実的になってください。あなたが劣勢、もしくは手も足も出ない状況の時は、まず、非暴力的な解決方法を探る事が賢明とも言えるでしょう。ここで留意しておいて欲しいのは、暴力的にだれかと取引をするのは、確実とは言えません。その状況を悪化させてしまうと、穏便に事態を収拾させるのが難しくなることがあります。

・監視カメラで監視されており、その状況から脱出するため、戦うことを考えている場合は、脅威となっている人物に先に行動を取らせてください。しかし、もしあなたが劣勢で、敵の誰かが明らかに武装している場合は、あなたが先に攻撃に出ることも正当として認められます。

3.リーダーを倒してください。

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股間を蹴ったり、肘でみぞおちを突いたり、強くパンチするなどしてください。スタイルや公平さなどは関係ありません。あなたが全力で戦えば、すぐに敵を倒すことができるはずです。そして、次の行動を考えなければなりません。

・可能であれば、走って逃げてください。敵を倒したら、その隙に素早く逃避します。運がよければ、グループの残りのメンバーは、少しの間呆然としているかもしれません。
・もし、逃げ出せない場合は、敵の残りのメンバーとあなたの間にある物を掴んでください。グループの一人が何かをしかけてくるでしょう。一番近い敵の喉、または首を掴んで、彼の後ろに回りこめば、優勢になれます。ここで、彼があなたに反撃してこないように、十分に痛めつけておく必要があります。もう片方の手で、彼の耳を掴んで、力いっぱい引っ張ってみてください。

4.戦ってください。

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とにかく何をしてでも戦い続けてください。動きまわって、敵があなたを捕まえないようにしてください。敵の誰かがあなたを捕まえたら、もうそれで終わりです。逃げ道を見つけたら、できるだけ早く逃げ出してください。

・あなたが盾として捉えている敵の背後から、膝裏を強く蹴ると、敵が膝をついて倒れます。理想を言えば、倒れ込んだ敵の骨を折ってください。そして、同じような方法で他の敵を倒してください。
・敵が予測しなかった部位を狙ってください。膝はとても弱く、キックするだけで骨が折れることもあります。
・不意打ちで敵のあごをパンチして叩きのめしてください。しかし、これは失敗に終わることが多いです。

5.当局に連絡してください。

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警察や警備員に、反撃に出たことを連絡してください。または、携帯電話や公衆電話を使って、緊急サービスに連絡してください。状況をできるだけ正確に伝えてください。いつ、どこで、どのような敵だったかということを伝えます。

Q&A
Q: 職場で、このようなことが生じたらどうしたら良いですか?
A: もし、無理がなければ、上司に相談してください。また、会社の人事部の誰かに相談することも検討しましょう。ただ状況を聞いてもらって、相手が行動にでたことを立証できるまで、待ってくださいとお願いすることもできます。

Q: 学校で脅かされたら、どうしたら良いですか?
A: 先生や学校のカウンセラーにすぐに話をしてください。誰に脅されているか、どんな脅しをされているかを伝えましょう。先生やカウンセラーに話したくない場合は、信頼できる友人に話しましょう。この友人から、先生やカウンセラーに話をしてもらっても良いでしょう。

Q: 私の家族を傷つけたり、殺したりすると脅されています。どうしたら良いですか?
A: 地元の警察に電話して、脅迫されている旨を報告してください。

Q: 私のクラスの一人が「明日学校に銃を持ってきて、もう一丁の銃を君に渡したら、一緒に銃撃するか、それとも僕のことを銃で撃つかい?」と尋ねてきました。冗談を言っているだけなのか分かりません。誰かに言ったほうが良いですか?
A: もちろん、伝えてください。何の罪も無い何千人もの学生の命を守ることになります。自分や他の人を守り、警備員や学校のスタッフが警戒できるようにしましょう。

Q: 私の元彼女が、私を殺すとメッセージを送ってきました。既に校長先生には伝えていますが、警察にも届け出たほうが良いですか?
A: 校長先生に聞いてください。既に、高い地位の人には伝えていると思います。

Q: 村に住んでいる男が、私を捕まえる、私に恨みがあると、村人に言ってまわっているようです。数年前、私の家に来て、私をののしりました。
A: 明らかに、数年間、彼はあなたに何もしなかったようですし、あなたも何もしなかったようなので、さほど問題ではないと思います。もし、また同様のことが起こったら、彼が何を言ったかを書きとめてください。もし、命にかかわるような脅迫や、あなたの物を傷つけるような脅迫であれば、録音してください。もし、ののしるだけであれば、あまり心配することはありません。弱い犬ほどよく吠えるものです。

Q: 隣の人が、誰かを殺すと言っています。怖いですし、私自身、健康に問題があります。どうしたら良いですか?
A: 何か動きがあれば、当局に通報してください。危険であると確信したら、すぐに通報してください。

TIPS(ヒント)
・お金を出せと言われたら、犯人に本物の財布をわたさなくても良いように、お尻のポケットにダミーの財布を入れておきましょう。本物の財布は別のポケットに入れておきます。

・偽物の財布を持っておきましょう。道端でお金を出せと言われたら、手渡しするのではなく、偽物の財布を犯人に投げます。そして、走って逃げてください。偽物の財布を投げれば、逃げ出せる時間を稼ぐことができます。犯人は、通常、あなたよりも財布の中にあるお金に興味があるはずです。

◎偽のクレジットカードや偽の為替、レシートや本物のお札を数枚入れておくもの良いでしょう。それで満足して、偽物であると気付くまで時間がかかれば、あなたを追いかけるのもあきらめるはずです。

◎ズボンのポケットに偽の財布を入れておきましょう。そして、本物の財布は、見えにくいポケットに入れておきましょう。

・殴らなければならない場合は、こぶしを強く握り、親指はこぶしの横ではなく、下に入れてください。拳を自分の目の前に持ってきて、曲がっている他の指の上に親指がくるように(横ではなく)練習してください。ぎゅっと握った拳で殴らないと、あなたの指や手を怪我してしまいます。

・きちんとした武道のレッスンを受けてください。練習することで、自信も生まれ、型もきまり、パワーもつきます。

・武道のレッスンを受けておらず、あまり人を殴ったことが無い場合は、下側から、膝や足首をフットボールスタイルで蹴ってみてください。あなたのパンチは弱いはずです。しかし、いざという時のために、パンチやキックの練習をしておいたほうが良いでしょう。

・誰かをひどく痛めつけなければならない場合のため、体の弱点を知っておきましょう。足首、膝、股間、腹部、浮遊肋骨、鎖骨、喉、あご、目、こめかみなどが挙げられます。誰かを仕方なくどうしても傷つけなければならない時以外は、特に、喉、目、こめかみを狙うのは気をつけてください。これらの部位を殴ると、命を奪ってしまいかねません。

まとめ

実際にこのような事件に遭遇する可能性は希かもしれませんが、今、この瞬間に世界のどこかで起こっていることは事実です。どうぞ、真剣に捉えて、実力も身につけてください。

海外に支社を持つ企業の総務担当者の方で、自社社員を守るためにテロ対策、海賊対策、人質・拉致対策、要人保護対策などを真剣に準備する必要がある場合は、上記のような一般的な内容では不足です。
もし、自社のテロ対策マニュアルを作成されたい方は、お気軽にお問い合わせください。

一般社団法人 日本防災教育訓練センターでは、刃物、短銃、自動小銃を突きつけられたときの対処法などの危機テロ対策術も指導いたしております。

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