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指揮能力向上研修
指揮能力向上研修(火災防御のタイムライン)〜実践的現場活動予測と指揮能力向上訓練〜
この訓練の目的は、下記の通り:
●研修内容:
・シナリオ訓練によって、与える気づき、防御の基本、適正な発話による指揮命令等
・配慮者優先順位等、現場における救助トリアージでの要救助者の全員救助。
・的確な消火戦術指示により、現場到着から、迅速に火災鎮滅させる。
・消防隊員の負傷者、野次馬の怪我、現場関係者や住人の2次災害防止。
・現場状況予測と危険予知、指揮判断、防御手順等。
・現場コントロールにおける手順と方法。安全管理と2次災害の予防。
・発話内容に伴う時系列における活動予測と繰り返しによる発話要領の練習。
・現場到着時の目的と役割の確認。指示のタイミングと安全の確認要領など。
・消防隊員の負傷など、至急報が入ったときの冷静な指示と対応手順の確認。
・事件性のある現場での現場保存と撮影による状況証拠の確保や火災原因調査協力。
・最大限の被災者の財産保護やペット等の生命救助手順、対応と引き渡し手順。
・風力や気圧、気象情報から現場活動の状況変化を予測し、指示する。
・現場到着から引き上げまでの活動プロセスとポイントを参加者全員が抑える。
・小隊長、中隊長の状況判断力や現場指揮能力の強化。
・現場活動の安全、迅速、選択の可視化。
・各隊の活動に必要な情報の提供と共有。
・各隊員の火災現場対応能力の強化。 など
●指揮能力向上訓練の必要性と効果
・指揮能力向上訓練によって、各隊員間の気づき、防御の基本、適正な発話等がわかる。
・配慮者優先順位等、現場における救助トリアージでの要救助者の全員救助を目的。
・的確な消火戦術指示により、現場到着から、15分以内に火災鎮滅させることを目的。
・消防隊員の負傷者、野次馬の怪我、現場関係者や住人の2次災害防止。
・簡単な消火方法の開発等、新しい消火方法発明のきっかけ作り。
・シナリオ作成過程における現場状況予測と危険予知、指揮判断、防御手順等。
・現場コントロールにおける手順と方法。安全管理と2次災害の予防。
・発話内容に伴う時系列における活動予測と繰り返しによる発話要領の練習。
・現場到着時の目的と役割の確認。指示のタイミングと安全の確認要領など。
・消防隊員の負傷など、至急報が入ったときの冷静な指示と対応手順の確認。
・事件性のある現場での現場保存と撮影による状況証拠の確保や火災原因調査協力。
・最大限の被災者の財産保護やペット等の生命救助手順、対応と引き渡し手順。
・風力や気圧、気象情報から現場活動の状況変化を予測し、指示する。
・現場到着から引き上げまでの活動プロセスとポイントを参加者全員が抑える。
・小隊長、中隊長の状況判断力や現場指揮能力の強化。
・現場活動の安全、迅速、選択の可視化。
・各隊の活動に必要な情報の提供と共有。
・各隊員の火災現場対応能力の強化。
・比較的簡単にできる訓練を工夫して何度も繰り返す。
・災害現場における想定内を増やして、想定外を減らす。
●指揮隊(指揮支援を含む)の情報収集項目について
・災害情報(火災発生場所、火点情報、燃えている状態等)
・災害規模(周囲への影響、損害、要救助者及び被災者数予測)
・日付(祝日、土日、平日)による動線、居住状況、その他予測
・季節(発生場所における特有の季節情報):乾燥、フェーン現象等
・気象(時季的情報、気象予報):台風、雷、気温等
・時間帯(深夜が一番難しいため、最初は日中から始める)
・風向き(風向、風速、風力)、天候や火災環境の変化
・地域ハザード情報(海抜、造成地、土砂、溢水、液状化、道路陥没)
・周囲の環境(地下水、河川、海、大気等、公共施設、住宅地、学校)
・要救助者(逃げ遅れ者の数、傷病程度、施設関係者、来訪者等)
・場所等(現存施設の実際の特定名称、動線、発災後の物理的状況等)
・自主防災組織や消防団の体制(土日、祝日、夜間は対応人数が極端に少ない)
・敷地内環境(アクセス条件、警備体制、道路等公共改修工事等)
・各隊の現場把握(位置、活動内容、屋内進入、安全管理、救護所)
・消防設備、水利、危険物、反社会勢力、報道対応、消防広報
・警戒区域、関係機関連携、搬送先病院、個人情報(開示・非開示)
など
●訓練概要
参加者の8〜10人程度が訓練実施者、その他が記録係と訓練評価者となり、
訓練評価は火災防御のタイムライン資料を用いて加点式で行う。
また、評価者のうち2名は指令センター役、3名はホワイトボードにクロノロ
(時系列)で、入電時からの無線による発話の時間と内容を記録する。
活動隊員は、各班で指揮車、ポンプ車2台、救急車、はしご車、救助車、
消防団などに活動担当を決め、火災防御のタイムライン資料を用いて、
入電時から~ 火災現場に出動途上~火災現場到着~現場活動開始~各隊の
消防活動~引き上げまでを発話しながら進める。
最初に先着隊小隊長が、出動途上における黒煙の覚知や道路状況、風向き等、
各隊に提供する必要がある現場情報を実際に無線機を用いて発話し、航空写真
地図と消防車のミニカー6台を用いて、現場活動判断&指揮要領等、人命救助
手順、防御消火手順、延焼防止手順をすべての活動隊員が無線で発話しながら、
相互の現場活動を確認しながら、火災鎮滅までを15分程度、できる限り行う。
※無線機を用いた発話により隊同士の情報交換を行うこと。
など、
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