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テロ活動の兆候に気付くには

テロ活動の兆候に気付くには

テロリスト・グループの陰謀の兆候はないか常に目を光らせておきましょう。また、あなたのコミュニティにいる一匹狼的な人物の脅し言葉にも注意して聞いておきましょう。もし、テロの兆候があるようならば、911に電話するか、このフォームに記入するか、地元警察に通報してください。

手段1: 陰謀の兆候に気付く
1.密かにおこなわれる監視行動に気をつけてください。

 

テロリストは、テロ攻撃を計画する際、ターゲットに関する情報収集します。セキュリティ機器を監視したり、録画したりするような行動は、危険信号です。そのビルの外部の人間が携帯電話の撮影機能、カメラ、双眼鏡などを使っているようならば、警戒してください。また、図表や設計図、詳細な地図を書いている人も怪しいです。

・何をしているか隠そうとしている人は、特に怪しいです。写真を撮ったり、ビルの見取り図を描いたり、双眼鏡を使うのには、色々な理由があるとは思いますが、そのような行動を隠す正当な理由など、めったにありません。認可を受けていない人物や、メンテナンスに関係のないスタッフが、見取り図や図表などを入手したがるのも怪しいと言えます。

・何でもないようなもの、例えば、入口、出口、セキュリティカメラの写真を取っている人がいないか、注意してください。

・セキュリティをテストしている様子があれば、通報してください。誰かが、鞄をある場所に置いて立ち去り、後から戻ってきて、その鞄がどうなっているかをチェックする等(もしくは、遠くから、その鞄の様子を監視する)の場合は、その場所の警備をチェックしているのかもしれません。

2.誘いに乗らず、通報してください。

 

普通のコミュニケーションを取り、勧誘することで、機密情報を入手しようとする手口があります。あなたが軍の作戦や、その能力、セキュリティ手順、脆弱性などについての情報を知っていて、これらの点についてしつこく聞いてこようとする人がいれば、報告してください。もし、このような機密情報を話す時には、盗聴されていないか気をつけてください。

・セキュリティに関して質問されたら、報告してください。キャンパスの安全性、モールの警備、鉄道警察についての情報は、悪用されかねません。

3.備蓄している様子に気づいてください。

 

知人または、あなたの店によくやってくる客が、爆発物、武器、弾薬、爆弾の材料などを購入(もしくは窃盗)しているようならば、その人はテロリストかもしれません。爆弾は、日常品、肥料、または美容用品などで作ることができます。

・致死量ではない量の物質を購入こと自体は、備蓄している兆候とは言えません。かなりの量の物質を確保している場合、備蓄していると言えます。

・支払い方法が奇妙であれば、注意してください。もし、誰かが、かなりの額が入金されているプリペイドカードを使って支払うなら、それは、大きなテロ組織からもらったプリペイドカードかもしれません。

・備蓄しているかどうか、注意してください。武器、薬品、肥料などの商品を屋外または誰も使っていないビルなどに隠している店をみつけたら、通報してください。

手段2: テロリストと思われる人物を見つける
1.緊張していたり、その場になじんでいない人がいたら、目を離さないようにしてください。

 

普段の状況で、汗をかいていたり、心配そうに周りをキョロキョロみまわしていたり、パニックになっている様子がみられる人がいれば、何か暴力行為をするつもりなのかもしれません。その場になじんでいない人、サイズが合っていない制服を着ている人、もしくは微妙に異なる制服を着ている人、公の場にも関わらず、誰の知り合いでもない人などは、特に怪しんでください。

・軍、または警察の制服、ステッカー、飛行マニュアル、パス、バッジなどを購入しようといている人は怪しんでください。警備されている場所に入ろうとしているのかもしれません。

2.なりすましに気付いてください。

 

その場になじんでいない人の他に、知らないチャリティーのための募金を集めている人、中途半端な制服、またはサイズのあっていない制服を着ている人、虚偽または不完全な書類を提示する人などは、怪しんでください。あなたの職場があるビルなどに入ろうとしたけれど、入場許可されていることを証明できない人をみつけたら通報してください。

3.自爆テロ犯特有の服装と態度に気付いてください。

 

攻撃を控えた自爆テロ犯は、米国政府がALERTと名付けた兆候を示していることがあります。
・A: Alone(単独)で緊張しています。ひとりでいて緊張し、汗をかいて、キョロキョロ周りを見ていて、何か呟いているような人がいたら、通報してください。
・L: Loose (だぼだぼ)でごつごつした、天候に合わないような服装をしています。妙に着こんでいる人、もしくは服の下に何か隠している人がいたら、通報してください。
・E: Exposed(露出)しているワイヤーを持っています。服からワイヤーが出ていたら、爆弾を持っているということです。
・R: Rigid(曲がらない)腹部。爆弾ベルトやハーネスを装着していて、座っても奇妙に背筋が伸びています。不自然な姿勢でいる人を見かけたり、他のALERTの兆候があるようならば、当局に通報してください。
・T: Tightened hands(手を握っている)。手をにぎりしめている人は、起爆装置をにぎりしめているのかもしれません。このような人をみかけたら、すぐに通報してください。

4.薬品の臭いや、焦げた臭いに気付いてください。

 

指が無い人、薬品のにおいがする人は、爆発物の実験をしているかもしれません。どこか離れた場所によく行って、薬品によるやけどを負っていたり、薬品のにおいを帯びて帰ってくる人がいないか、注意してください。
・よくある薬品の3種類の臭いは、甘く焦げた臭い、つんとする臭い(漂白剤のような臭い)、車のオイルの臭いです。

手段3: 一匹狼的な人物に気をつける
1.関係のない政治的な展開で、個人的に傷付いている人に気付いてください。

 

友人、家族、知り合いが、政治的な出来事で、あまり関係ないのに個人的に傷付いている場合は、その人の話を注意して聞いてください。一匹狼的な人の80%は、政治を個人的に受け止め、自分が不利益を被ったので、それを正すには、暴力が必要だと主張するようになります。

・不合理な主張の例として「黒人が大統領になったから、この国では白人が仕事につけない」などが挙げられます。

・ここで言う人物像と混同してはいけないのは、法律によって直接的な影響を受けた人が合理的に落ち込んでいるケースです。例として、中小企業の経営者が、税金が高くなったことにより、「あの議員がもっと頑張ってくれたら、大型店舗と競合できるよう、私のビジネスも守れただろうに!私は怒っている!」と言うことです。このような不満は、脅しにはつながりません。そして、この発言内容には、テロリスト的な意図も含まれていません。

2.一匹狼的人物が、自分の意見を公表していることに気付いてください。

 

あなたに対して、誰かが暴力行動に出る事をもくろんだほうが良いと提案するメッセージをソーシャルメディア上、個人的メールなどで送ってきた場合には、通報してください。問題となる内容としては、他人に対する脅しだけでなく、自殺の脅しも挙げられます。暴力が合理的で必要であるという信念を持っている人には気をつけてください。

・一匹狼的な人物が、攻撃に出る前に、攻撃することを公表するのは、非常によくあることです。

・政治的および個人的な不満の後で、遠回しな脅迫が伝えられている場合は、すぐに通報してください。

・例えば、「私の彼女が私と別れてしまった。最近の女性は、自由すぎる。好きな時に堕胎や離婚していいと思っているんだ。誰かが力強いメッセージを伝えて、女性たちをあるべき姿に戻さなければならない。」というものがある。

3.過激派グループ寄りの発言をする人物に注意してください。

 

一匹狼的な人物の多くは、白人至上主義集団、中絶反対グループ、外国人テロリスト・グループを称賛するような傾向がある。

4.武器を備蓄していることを見逃さないでください。

 

あなたの近所に住んでいる人が、武器を違法に保管しているならば、通報してください。あなたが知っている人が、アサルト・ライフルや大量殺人用の武器を持っているならが、たとえそれが違法でなくても、目をひからせて、当局には連絡しておいてください。

・また、誰かが爆弾を作っていたり、組み立てたりしている様子がみられたら、通報してください。

5.危険なタイプ

 

一匹狼的なテロリストの多くは、独身で、失業中の白人で、犯罪歴があります。精神病を患っている兆候があることも多く、社会から孤立しています。すべてが、このタイプにあてはまるわけではありませんが、このような特性で判断する前に、その行動で判断してください。但し、武器を備蓄していたり、脅迫の意図を公示するような不審人物がいれば、迷わず通報してください。そして、一匹狼的なテロリストのタイプに当てはまるかどうかも伝えてください。

TIPS(ヒント)
テロの脅威に対して、緊張感をもっておくことは重要です。また同時に、人々のプライバシーの権利を尊重することも大切です。

まとめ

実際にこのような事件に遭遇する可能性は希かもしれませんが、今、この瞬間に世界のどこかで起こっていることは事実です。どうぞ、真剣に捉えて、実力も身につけてください。

海外に支社を持つ企業の総務担当者の方で、自社社員を守るためにテロ対策、海賊対策、人質・拉致対策、要人保護対策などを真剣に準備する必要がある場合は、上記のような一般的な内容では不足です。
もし、自社のテロ対策マニュアルを作成されたい方は、お気軽にお問い合わせください。

一般社団法人 日本防災教育訓練センターでは、刃物、短銃、自動小銃を突きつけられたときの対処法などの危機テロ対策術も指導いたしております。

ご興味がある方は、下記からお問い合わせいただくか、電話03-6432-1171、または、info@irescue.jpまでご連絡ください。

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一般社団法人 日本防災教育訓練センター
代表理事 サニー カミヤ
~明日をもっと安全に~
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メール:info@irescue.jp
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