【災害時のトイレの使用法について】
簡易トイレグッズなど、買う必要はない!?
災害時(停電時・断水時・給水制限時)、自宅や会社避難の場合、配管に問題がなく、下水管にも支障がなければ、自宅や会社のトイレをそのまま使えるので、簡易トイレなどは買う必要はまったくないのかもしれません。
■↓マンション建物に物理的被害が見られなければ、付属設備損傷の可能性は極めて低い。
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/jisinpt_fu/proceedings/material/jishin4-2.pdf
TOTO(東洋陶器)さんに電話取材したところ、すでに15年ほど前から下記の方法を災害時のトイレ使用方法として、ご紹介しているそうです。
下記に詳しい内容が掲載されています。
■↓停電時のトイレの使用法
http://www.toto.co.jp/aftersupport/dansui_teiden/index.htm
■↓断水時のトイレの使用法
http://www.toto.co.jp/aftersupport/dansui_teiden/dansui.htm
■↓給水制限時のトイレの使用法
http://www.toto.co.jp/aftersupport/dansui_teiden/kyusui.htm
1、バケツ1杯(8L程度)の水を、水飛びに注意しながら一気に流し込んでください。
2、さらに静かに3~4Lの水を流してください。
3、排水管の途中に汚物が停滞する事を防ぐため、 2~3回に一度は、多めの水(10~12L)を流してください。
今、防災ビジネス市場は国土強靱化計画にも乗っかって、1兆円規模と言われているそうですが、さまざまな防災グッズを販売するために生まれた災害時の都市伝説のようなものもあるようですので、「トイレのにおいと同じように」元を調べてみることをおすすめいたします。
■↓TOTOネオレストA停電時・断水時の流し方
https://www.youtube.com/watch?v=7YnOiu1R51s
なお、別の都市伝説として、節水目的のトイレでペットボトル節水はNGだそうです。
■↓なぜ、ペットボトル節水はNGなのか?
http://www.toto.co.jp/tips/tidbit/toilet/007.htm
さらに詳しく検証したい方や最新情報を知りたい方は、下記のイベントへの参加をおすすめします。
■↓全国トイレシンポジウム
http://www.dynax-eco.com/toilet_symposium/2015/
特に防災情報は、すでに当たり前のように言われていることに疑問を持ち、検証すると知識が広まるように感じます。